あれ、ゼクシィってそんな分厚い本やったっけ?
少年ジャンプくらいある…
あれ、ゼクシィってそんな分厚い本やったっけ?
少年ジャンプくらいある…
うちの旦那さんは、多くのドイツ人男性の例に漏れず大のサッカーファンです。やる方ではなく見る専門ですが。
ドイツ ケルン出身のスーパースター選手のルーカス・ポドルスキー(愛称はポルディ)が現在ヴィッセル神戸でプレイしているとのことで、前々から観戦に行きたいと言っていた旦那さん。
11月に帰国したときに、ちょうど試合があるみたいなので観に行ってきます。
Jリーグの試合を生で観るのは人生2回目。チケットを自分で取るのは初めて。
なんか人気のカードらしく、即完売してチケット流通センターで手配する羽目に。相当高くつきました…
ポルディ、出場してくれよー!
先日ロンドンでミュージカル、Les Misérablesを観てきました。
INSEAD時代からの友人と観たんですが、泣きポイントがことごとく違ってて、「同じ作品見てても何に感動するかって人それぞれなんだなー」と改めて実感。
例えば友人の最大の泣きポイントは、フォンティーヌという若い女性が、恋人の子供を身ごもった後にその恋人に捨てられ、最後は娼婦に身を落として歌う「I dream a dream」という歌。
歌詞のメインの箇所の和訳を一部引用すると、
今でも彼が私の元に
やってくると夢見ている
私たちはずっと
一緒に暮らすの
でもその夢の数々は
決して叶わない
そして嵐は
決して避けられないの
私の人生がどうなるかと
夢見ていたわ
私が生きているこの地獄とは
かけ離れている
今の様子とは
かけ離れているわ
今、私の人生は、
夢見ていた夢を打ち砕いたの
という感じで、恋人との幸せな人生という夢が叶わなかったことを嘆く、このミュージカルでもおそらく最も有名な曲の一つなんです。
が、私はいつもここはあまり泣けないんですよ。夢見た人生こんなはずじゃなかったのにー!って歌われても、可哀想とは思うけど、そこまで感情移入できない。
私の場合、泣きポイントは「登場人物が自分以外の誰かを想って行動するシーン」なんですね。
例えば、脇キャラのエポニーヌという女の子が、身分違いの幼なじみ?に恋して、その彼の初恋がうまくいくよう手助けする流れ。
彼のことが大好きだから、彼の幸せな顔が見たくて、彼とは釣り合わないし恋の相手には見られていない自分の気持ちは押し殺して、彼と他の女性がうまくいくよう手助けをする。
せーつーなーいーーーー!
ここはいつもだだ泣きです。
あとは、主人公のジャン・バルジャンが、何よりも大切に育てた養女のコゼットに将来を誓い合った相手ができていて、しかもその相手が革命の市民闘争で死んでしまうかもしれないと知った時に「神さま、どうか彼を無事に家に帰してやってください」と祈る歌。娘のコゼットの幸せのため、(娘を奪っていく憎い)若者の無事を祈る父親の心境…
せーつーなーいーーーー!!!!
ここもいつもだだ泣きです。
こーゆー、どこが感動ポイントかとかの感想を観劇後に友達とわーわー言うのも観劇の楽しみの一つですよね。
最近、色んなところを旅行する機会が多くて、ヨーロッパってほんと飛行機1時間ちょい乗れば(もしくは電車や車で数時間)ほとんどの国に行けてしまうという便利さを実感して居ます。
ただ、気になるのはどこに行っても観光客だらけ!ということ。
ここ最近はアムステルダム、ロンドン、プラハと来たんですが、もともと大都市のロンドンはさておき、アムステルダム(のチューリップ公園)とプラハは大混雑。
どうみても住んでる人より旅行者の方が多い。
去年、ドイツとオーストリアの国境の山の中の美しい湖が有名なケーニヒス湖に行った時にも、ボートに乗るためのチケットを買うのに1時間並びに、帰りのボートに乗るのにも1時間並びました。
もうどこにいつ行っても人だかりで、旅行すること自体に疲れて来ました。
とか思ってたら、ポルトガルのリスボンも50万人の人口のところに10倍以上の600万人の旅行者が来て、観光業関係者はともかく住民は迷惑してるという記事を発見。
バルセロナも観光客反対の動きが出てますね。
プラハもこんな感じ
旅行は大好きだけど、これからは旅行を少し控えようかなと思った出来事でした。
今回休暇で2週間半くらいアフリカを旅行していたので、帰国したとき1週間くらい普段の仕事のペースに戻れなくて困りました。
日本だとなかなかそれだけ長く休むことは少ないせいか「休みボケ対処法」とググっても大した情報が見つけられなかったのですが、英語で探すとかなり詳細な対処法を挙げているページをいくつも見つけたので、自分なりにまとめたものを備忘録的に書いておこうと思います。(ちなみに英語だと「Post-vacation blues」というようですね。)
5日~1週間くらい休む場合には役に立つのではないかと思うので、GWに休暇取られる方はどうぞ。あと、産休明けの人が職場復帰するのにも参考になりそうだと思いました。
休暇に出る前にできること
休暇中にできること
休暇後にできること
色々書きましたが、個人的には休暇中でもたいてい普段と同じ時間に寝起きしているので「休暇から戻る数日前から寝る時間を整えておく」というのはあまり当てはまらないのですが、寝起きの時間が大幅にずれる人はかなり有効な対処法だと思います。
私の場合、睡眠というより普段の生活習慣である「朝運動する」「日記や考えていることのメモをつける」「思いついたときにTo-doリストを作っておく」「勉強時間をとる」等のサイクルをある程度維持した方がスムーズに日常生活に戻れる気がしたので、次回からそれを実行することにしようと思います。
とはいえ、多少の休みボケはしょうがないとして自分をあまり責めないのも大事だな、とも思いました。せっかく休暇でリフレッシュしたのに、それで自分を責めては本末転倒。相田みつを氏ではないですが「人間だもの」ということで気楽にいきたいものです(笑)
スカラベという虫をご存知でしょうか。日本ではフンコロガシと呼ばれていて、その名の通り動物のフンを転がして真ん丸のフン玉?を作る変わった虫です。
この虫、日本にはほとんど生息していないらしく、見ようと思えばアフリカまでくるしかないようなので、まさか実物を見る日が来ようとは、、、と感慨深いです。
なぜそんなにこの虫に思い入れがあるかというと、昆虫記で有名なファーブルがかなり詳しく調べていた虫だからです。たしか小学生のころ、本の虫で図書館中の本を読み漁っていた私のお気に入りは偉人の伝記まんがシリーズ(漫画かい)。何度も読んだので私の現在の世界の偉人に関する知識はほぼこれに基づいている気が(笑)
いまでも絵柄まで思い出せるほど何度も読んだのが、エジソン、キュリー夫人、野口英世、ヘレンケラー、ノーベル、ナイチンゲール、そしてファーブルでした。
(余談ですが、こうして並べてみると、私の自然科学、医学、化学への興味と世界を少しでも良くするために小さくてもできることをしたい、という欲求はこれらの伝記に触発されていたのかもという気が。。子供のころの読書の影響、侮りがたし。)
そのファーブルさん、本当に探究心が旺盛な人で、次から次へと変わった、しかし科学的本質をついた実験を昆虫に行い、昆虫の色々な本能と習性を明らかにしていきます。
色んな昆虫がでてくるんですが、その中でもおそらくもっともフィーチャーされていたのがこのフンコロガシ。
後ろ足で身体よりも大きいフン玉をなんと後ろ足で一生懸命転がし、綺麗な球状のフン玉を作る虫の存在も不思議だったし、そんな子供みたいな興味を科学的手法でもって徹底的に突き詰めてそれまでの仮説を覆しまくるファーブルおじさんもすごく魅力的だったのをよく覚えています。
懐かしくなってアフリカから帰国後、ファーブル関係の本を読み返しているところです。
(おまけ)
Wikipediaによると「日本、韓国、中国、ロシアなどではファーブルの『昆虫記』を題材にした子供用の本が発行されていて、読まれ、彼の名は一般大衆に広く知られている。しかし、フランス、ドイツ、英米などではそういった本はなく、彼の名はそれほどよく知られていない。」ということだそうです。どうりでドイツ人の旦那さんおよびその家族にファーブルのことを説明しても反応が薄かった訳だ。
イースター休暇で行ったアフリカ旅行の写真と感想をちょこちょこ。
アフリカといえばサファリ、ということで行ってきました、南アフリカの生サファリ。Madikwe(マディクヴェ?)というボツワナとの国境の自然保護区域にあるサファリです。
私のサファリ体験といえば、小さいころ大分のサファリパークに連れて行ってもらった程度。よく覚えてないけど、格子のはまった車に乗って動物を見た記憶が。それがいきなり南アフリカの大自然で格子どころか窓すらないジープでサバンナに住む野生動物を見る日が来るなんて…
人生本当になにが起こるかわからんもんです。
南アフリカはちょうど夏の終わり~秋ごろ。思ったよりも肌寒い時間帯も多くてほとんど長袖長ズボンで過ごしました。
そして道なき道を動物を探してジープでどんどん進みます。レンジャーの皆さんは、この時期どこにどの動物がよくいるか、という知識をもとにこんな何の目印もないところを自由自在に分け入っていきます。
どうもレンジャーさんたちは近くのレンジャーさん同士で無線やすれ違ったときに情報を交換し合ってどこにどの動物が居たかを共有しているっぽい。特にライオンやチーター等の肉食動物は、生肉を食べた後は消化に時間がかかるのでしばらく(数日間?)ほとんど動かないらしいので、かなりの確率で見つけれるようです。
それはそうとして、こんな何の目印もない土地で何を目印に位置を把握してそれを相手に伝えてるのだろう…?!GPSも使わず簡単に説明しただけで通じ合ってるのを見てすごく不思議だったけど聞けず終いでした。残念。
ご無沙汰しております。2週間半、南アフリカとジンバブエを旅行していました。人生初のアフリカで毎日が驚きの連続だったので、時間があれば少しずつここに書いていきたいと思います(が、挫折する可能性も大)。
南アフリカ共和国に滞在している間、3つのホテルに泊まったのですが、そのうちの一つケープタウン近郊の「Steenberg」という場所のホテル兼ワイナリーですごい逸話を知ってしまいました。
このSteenbergという土地は南アフリカでワインを生産している地域の一つなのですが、なんとその開拓者は1662年にドイツから南アフリカに移住したカタリーナという女性で、この女性がなんとも型破りすぎる。
まず、1662年といえば、南アフリカが西洋国家に開拓され始めて10年程度しかたっていない、ほとんど未開の地。22歳でドイツで夫に先立たれて未亡人になったカタリーナは、男性に変装して一人アフリカ行きの船に乗り込み、南アフリカで4回も結婚(なので計5回結婚)し、ドイツでの夫も含めた最初の4人ともと死別(そのうち1人はライオンに、もう1名はゾウに襲われ死亡)という波乱万丈。しかも2番目の夫を襲ったライオンは、その日のうちに彼女自身が馬で追いかけて打ち殺したという逸話つき。もはや本当かと疑いたくなるレベル。
さらに、結婚は生活の安定にはならないと悟った彼女は(そりゃそれだけ旦那に次々死なれたらそうなるよね)、36歳で5人の子供を養うため、南アフリカで初の女性地主となり(その当時当たり前だが女性にはほとんどの法的権利は認められていなかったので例外中の例外)、その地に農場を拓き、それが今のワイン農場につながっているという。
そして、67歳というおそらく当時では大変な高齢まで生き、その地で亡くなったらしい。
なんというか、、、逞しいを通り越して壮絶すぎる。
しかし南アフリカの壮大かつ過酷な自然に囲まれていると、そういう逸話も「そういう人がいても不思議じゃない」と思えてくる。
更に、そういう逸話を聞いてしまうと、「私は〇〇だから云々」というような言い訳をしてしまう自分が恥ずかしくなる。こんだけ過酷な環境かつ不利な状況で己の力のみで生き抜いた女性がいたという事実が、なんというか「私もやればできるんじゃないか」という勇気すら与えてくれる気がする。
今回旅行したことで南アフリカの入植以来からネルソンマンデラあたりまでの歴史に興味を持って色々読んでいるんですが、こういうスケールのでっかい知られざる逸話が色々出てきて面白いです。
カタリーナについての元記事はこちら(英語):http://news.cision.com/ethos-marketing/r/steenberg—the-fascinating-story-behind-the-oldest-farm-in-the-cape-and-the-feisty-widow-ras,c9445968
実は10年ほど前から、いつかハネムーンでどうしても行きたいと考えていた場所があった。
それは、「ナミブ砂漠」
10年ほど前、なんかの雑誌(忘れた)で紹介されていた「ナミブ砂漠」の幻想的で荒々しい景色に私は魅了されてしまったのだ。
もうほとんど覚えていないけれど、その雑誌ではこんな風に描写されていた(ような気がする)。「ナミブ砂漠での夜、明かりが全くない暗闇の中、満点の星が輝く。そして明け方、朝日で砂丘が赤く染まる。」
なんと幻想的な景色だろうと想像しただけで、私は一発でナミブ砂漠に恋をした。また、日本からどう行ったらいいのかわからないほど遠い国だということも、私の幻想を掻き立てたのだと思う。
「いつかナミブ砂漠を見に行く。そして暗闇に浮かぶ星空と赤く染まった砂丘を見たい。」
というのがその頃からの夢になった。
日本からほとんど出たこともなく、いつか日本で結婚してこれからも日本で生きていくのだと思っていた当時の私にとって、そんな遠くに行く機会は人生でそうそうないように思えた。しかもそんな幻想的な場所なら、ハネムーンで行けたらどんなに思い出深い旅になるだろうかと私は夢想した。
それ以来、私の「未来のハネムーン先(希望)」は「ナミビア」になった。
ただここで一つ問題がある。
未来の旦那さんが「僕もハネムーンでナミビアに行きたい」という確率はいったいどのくらいだろうか、という問題である。
私が人生で付き合った、およびデートした(そうでなくても単に遭遇した)日本人男性ではそのような男性はあまりいないように思えた。実際、周りでハネムーンもしくは普通の旅行でアフリカに行った(もしくは行きたい)という話は聞いたことがなかった。日本に住む日本人カップルで海外ハネムーンならたいていハワイかヨーロッパかアジアだ(一人だけドバイに行ったという人がいたが。)
そうこう考えているうちに、私の婚期が私の想定していた25歳よりも大幅に(!)遅れる見込みとなり、婚活や留学や転職や引っ越しに忙しく、ナミビアのことはすっかり忘れていた。
まぁ、結婚相手が見つからないので、ハネムーンどころではないのはしょうがない。
あまりにも「ハネムーン=ナミビア」のことを忘れていた期間が長かったので、ようやく今のドイツ人旦那さんと結婚することになり、ハネムーンどうしようかという話になってすら、しばらくナミビアのことは忘れていた。
しばらくいろんな行先を考えた挙句、世界地図を眺めていて「そういえば私はナミビアに行きたかったんだ」とはたと思い出した。
せっかく思い出したので、ダメ元で旦那さんに「ナミビア」を提案したところ、なんと「実は僕もナミビアはずっと行ってみたかった」というではないか。
この時ほど「この人と結婚してよかった」と思ったことはない、というのは言い過ぎだが、不思議なご縁を感じたのは間違いない。確かに彼はアフリカのタンザニアでボランティアをしていた経験があることは知っていたが、結婚することにした相手が自分と同じ(しかも別にメジャーではない)場所をハネムーン先として挙げる確率とはいったいどのくらいだろうか。
(ヨーロッパ人にとってアフリカは日本人にとってのそれよりも近いので、アフリカに旅行先としての興味を持つヨーロッパ人は日本人よりは多いというのは確かにある。が、とはいえナミビアはやはりそんなにメジャーではないと思う。)
しかも、彼の場合はなんと義理のお兄さんの妹(お姉さんの旦那さんの妹さん)がナミビアでNGO活動をしているというご縁付きだ。
私は運命論者というわけではないが、のろ気覚悟で言うと「運命」のようなものを感じたというのが正直な気持ちだった。日本とドイツでまったく何の縁もゆかりもなく30数年生きてきて、なんかの拍子に出会い、人生を共にすることに決めた相手が、偶然とはいえ自分と同じようなことを考えていたというのは本当に面白いなと思う。
そして、こんだけ言っておいて、実はハネムーンではナミビアに行かなかった(諸事情により無難にモルジブになった(笑))けど、せっかく10年温めてきた夢なのでそう簡単に叶わないのもまた一興とも思う。
いつか行くぞ、ナミブ砂漠!!
(おまけ)
以前「ニルスの不思議な旅」という子供のころ見ていたアニメについて書いた時も、書きながら自分が子供のころから「乙女チックさ」よりも「旅」とか「冒険」に強くひかれていたことに気づいたんだけど、このナミブ砂漠もやっぱり「冒険」寄りだなぁ、と書きながら痛感。昔は「乙女チックな女子が女子として最高ランク」みたいな思い込みが(少なくとも自分には)あって、乙女チック寄りになれない自分にコンプレックスを感じたりもしていたけど、最近はようやく「なれないものはしょうがない」と思えるようになった。
乙女チックな人にはそういう人の、そうでない人にはそういう人に合ったそれぞれの居場所があるんだということが実感できるようになったのが大きいかもしれない。若い時は、自分の周りの世界って狭いし、似たような価値観の人が多い(もしくはそうでなくてもそれに合わせちゃう)から、いつも居心地の悪さを感じていたけど、世界が広がっていくにつれ「自分に合ったところがこの世界のどこかにはある」って思えるようになったからかな。
みなさん、あけましておめでとうございます。2018年もよろしくお願い致します。
12月からしばらくブログ更新できてませんでしたが、やっぱり年末年始はバタつきますね…ドイツに来てから、クリスマスが家族親戚を巻き込んで祝う大事な行事になってしまったので、12月半ばからてんやわんやです。
さて、そんな中、年末年始はドイツ北部の島でクリスマスを過ごした後、日本にドイツ人の旦那さんと2人で約10日間帰国していました。
四国のど田舎の実家に帰国するだけでも長旅な上に、せっかく日本に行くなら旦那さんに色々見せてあげようと日本国内を旅行するので、移動が多い!
もともと荷物は少なくしたくて試行錯誤する派なんですが、ただでさえ混み合う年末年始に重い荷物を抱えて移動したくない!ということで、今回相当考えて荷造りをしました。(ネットでも「冬場の荷造りのコツ」的なものを読み込みましたし。)
その結果、かなり私なりの「真冬の荷造りの完成形」に近づいて来たということで、振り返りも兼ねてメモ。
ちなみに今回の私の並々ならないパッキングへの熱意を見た旦那さんからCPO (Chief Packing Officer)という新しい役職も拝命しました(笑)
私のパッキングのテーマは、荷物は最小限にしつつ、TPOに合ったオシャレと、旅の快適性とを兼ね備えることを目指してます。なので、本気でミニマリストな(同じ形のトップスとボトムスで着回すマークザッカーバーグみたいな)荷造りを目指してる人には参考にならないと思いますが(笑)、そうでなければ参考になれば幸いです。
仕事用になるとラインナップはまた変わるけど、基本方針は同じです。
あと、1週間を超える場合、私はなるべく途中で一回は何点か洗濯します(ホテルならランドリーサービスを利用)。荷物も少なくなるし、フレッシュな気持ちで過ごせるので。多少お金を払っても快適さと清潔感重視の方針です。
【ボトムス】
ボトムスは1週間以上の場合、最近はズボン2点、スカート2点持って行くようにしてます。ズボンは定番のブルージーンズとあと一本色と質感の違うものが◯。スカートは形と色と長さの違うものを2本。どのトップスとも合わせられることが大事。今回持って行ったのは、
・ブルーのスリムデニム (使用頻度◎)
・白デニムズボン (使用頻度×)
天気が悪くて汚れが心配だと履けないし、靴が黒のブーツだとバランスが良く無い。次回は、2本目のボトムとしてグレーか黒のズボンを持って行こう…
・ダークグリーンひざ下丈のノースリーブワンピース(キレイめにも着れるシンプル系)(使用頻度◎)
下に何か着てワンピースとして、上にニットを着てスカートとしても着れて良し。厚手タイツを重ねばきできるので、ズボンより暖かい。
・マスタードイエローのミニスカート(使用頻度◎)
バーとかクラブに行くときに活躍。
【コート】
コートは、あまりカジュアルすぎたりスポーティすぎると、オシャレな雰囲気のところに行く羽目になった時に困るので、十分な防寒機能は備えつつ、シンプルでカジュアルにもオシャレな場にも合うようなものを一点だけチョイス。
・畳めるポケッタブルダウン (使用頻度×)
今回は寒すぎて出番皆無。秋口ならいいかも。あと、外でジョギングする予定の場合も重宝する。
・薄手のロングダウンコート (使用頻度◎)
畳めるほどでは無いが少し薄手のグレーのダウン。ドイツ北部の島と日本で旅行した金沢が寒かったし、西日本もかなり寒かったのでちょうどよかった。これより薄手だと寒すぎたと思うので、これくらいの厚さと長さは必要。ウォータープルーフでなおよし。
【靴】
長期旅行の場合、靴は大抵三足持っていきます。普段履き用の靴、ジム・スポーツ靴、オシャレ靴。短期旅行の場合、オシャレ靴は持たずに、少しキレイめな普段履きで代用することが多いかな。
・定番のフラット黒ショートブーツ (使用頻度◎)
・ナイキの超軽量運動靴(使用頻度◯)
ホテルのジムに行く数回使用。街歩きにも使おうと思ってたけど、寒すぎてブーツ一択。
・グレーのスエードハイヒールショートブーツ (使用頻度◯)
お出かけ用。使い勝手は悪く無いけど、少し場所を取るので、次回は今回買ったフラットシューズを持って行こうっと。特にヨーロッパだと石畳が多くてピンヒールは使い勝手が悪いので、歩く場合は要注意。
【トップス】
トップスは、カジュアル、キレイめ、ジム・ジョギング、の三種類を網羅できるようなセレクションにすることと、形と色がどのボトムスとも合うように、というのに気をつけてます。あと、気温に合わせて脱ぎ着ができるよう重ね着できる組み合わせになるように。冬場だと暗い色の服が多いので、暖色系の差し色が入るようにも気をつけてます。今回持って行ったのは、
・白の半袖五分袖カットソー (使用頻度◯)
襟元にビジュー付きで、カジュアルにもキレイめもいける便利なやつ。
・グレーの五分袖Tシャツ(使用頻度△)
もう少しジムに行けたら使用頻度が上がった可能性あり。アンダーシャツ的な使い方も想定していたが、寒すぎたせいか、ヒートテックばかり着てたので、あまり使わず。
・黒のノースリーブニット(使用頻度◎)
黒のカーディガンと合わせてセット風にしたり、シャツと重ね着したり、ノースリーブワンピと合わせてスカート風に着たりと、かなり使いまわせた。
・黒の七分袖ニットカーディガン (使用頻度◯)
ワンピに羽織ったり、黒のノースリニットと合わせてセット風にとかなり便利。主にキレイめ系のシーンに向く
・グレーのジッパー付き長袖カーディガン (使用頻度◎)
どのボトムス、トップスとも相性よく使いまわせる
・白シャツ (使用頻度△)
シワになるので2回くらいしか着れず。着まわし力はあるので、シワになりにくい素材のを探すか、白シャツを複数枚持って行くか、要検討。
・黄色のゆったりニット (使用頻度◯)
移動日などのリラックスコーデにちょうどいい。黄色が暗くなりがちな冬のコーデの良い差し色に。
・ボーダーの長袖ロングカットソー (使用頻度◎)
重ね着に最適。
【小物】
・手袋と帽子(使用頻度◎)
黒、紺のオーソドックスな色のもの。毎日使用。
・赤いウールのショール (使用頻度◎)
旅行中に買い足したもの。厚手の大判でマフラー、膝掛け、羽織として利用できる。暗い服が多くなりがちなので赤い色が良い差し色。真冬以外は厚手すぎるかも。
【バッグ】
荷物は、でっかいトランク1個より、小さめトランク1個と軽いナイロンのボストンバッグ1個の2点持ちか、大きめボストンバッグ1個で済ませる派です。ヨーロッパは石畳が多かったり、エスカレーターがない階段も多いので、非力な女子(笑)にでかいトランクは不便だし、ホテルに着いても広げないといけない分邪魔なので。あとは、基本は折りたたみのバッグを持って行って、荷物量の変動にも対応できるようにしたり、快適性向上のために色々工夫してます(笑)今回持って行ったのは下記です。
・機内持ち込みサイズのトランク (使用頻度◎)
ドイツからの重いお土産をトランクごと空港から実家に直接送ったり、日本国内で買った重いものを入れて、最終地点に郵送するのにちょうどよかった。
・機内持ち込みサイズの折りたたみボストンバッグ 大と小 (使用頻度◎)
旅行中の買い物で荷物が増えることを想定して折りたたみバッグがあるとかなり便利。厚手で作りのしっかりしていて使い勝手もいいイタリアブランドのBRICSのものをヘビーユーズ(しかも値段もお手頃!)。折りたたみボストンバッグはペラペラで破けそうだったり、デザインが安っぽかったり、もしくはオシャレだけど機能性がイマイチだったりするんだけど、このブランドの折りたたみボストンバッグは本当に秀逸。私は小さいのを買った後、大きいサイズも買い足しました(笑)秀逸なだけあって、ANAのウェブサイトでも売られているようです。
・サムソナイトの折りたたみリュックサック (使用頻度◎)
街歩きに最適。折りたたみリュックも、しわくちゃになったり、生地がペラペラで安っぽそうなもの、もしくはオシャレだけど機能性が(以下同文)なものが多いんですが、これはしわにならないしっかりした生地と小ぶりなサイズ、荷物を入れても肩が痛くならない厚手の肩パット、便利な外ポケット、男女兼用できるシンプルなデザインが秀逸。さすがサムソナイト。
【その他振り返り】
・今回持って行かなかったけど、薄手で軽いクラッチバッグ(肩掛けにもできるタイプ)があれば持って行ってもいいかも。レストランなどに行く時に重宝する。
・パソコンはいらんかった…次回は持って行かない。パソコンないだけでかなり楽。
・金沢でのホッカイロはかなり助かった。寒い場所に行く場合、足用、貼る用の2種類あるとよい。荷物になるものでもないので多めに持って行く。
・読み物、勉強道具
色々持って行っても結局あまり時間ない…。思い切って、読み物一つだけand/or勉強道具一つだけに絞るようにしよう。
バッグの項を読んで気づかれたかもしれませんが、私はバッグに限らず機能的で使い勝手がよく、かつデザインも優れているものが大好きなんですよ。こう、作った会社のモノ作りへのプロフェッショナリズムに痺れるというか。
昔は安易にデザインや便利さだけでモノを買ってたんですが、だんだん「私は私のどういう要求を満たす商品が欲しいのか?」という問いが先にあって、それを完璧に満たす商品に出会うまではしつこく探し続ける、という方向にシフトした気がします。根がしつこい性格なので(苦笑)
特に旅行のような、様々なシチュエーションに対応しなければいけないのに、持っていけるものが限られる状況だと必然的に軽量で便利で耐久性があってデザインも優れているものへの要求が高くなるし、その要求を完璧に満たすモノを見つけた時の悦びと使う度に買ってよかった~と思う喜びは、探すための労力を使う価値があるといつも思います。