アフリカ旅行 昆虫編:スカラベに会える日が来ようとは!

スカラベという虫をご存知でしょうか。日本ではフンコロガシと呼ばれていて、その名の通り動物のフンを転がして真ん丸のフン玉?を作る変わった虫です。

この虫、日本にはほとんど生息していないらしく、見ようと思えばアフリカまでくるしかないようなので、まさか実物を見る日が来ようとは、、、と感慨深いです。

スカラベを手に載せてみたところ。周りには若干白い目で見られた(苦笑)

なぜそんなにこの虫に思い入れがあるかというと、昆虫記で有名なファーブルがかなり詳しく調べていた虫だからです。たしか小学生のころ、本の虫で図書館中の本を読み漁っていた私のお気に入りは偉人の伝記まんがシリーズ(漫画かい)。何度も読んだので私の現在の世界の偉人に関する知識はほぼこれに基づいている気が(笑)

いまでも絵柄まで思い出せるほど何度も読んだのが、エジソン、キュリー夫人、野口英世、ヘレンケラー、ノーベル、ナイチンゲール、そしてファーブルでした。

(余談ですが、こうして並べてみると、私の自然科学、医学、化学への興味と世界を少しでも良くするために小さくてもできることをしたい、という欲求はこれらの伝記に触発されていたのかもという気が。。子供のころの読書の影響、侮りがたし。)

そのファーブルさん、本当に探究心が旺盛な人で、次から次へと変わった、しかし科学的本質をついた実験を昆虫に行い、昆虫の色々な本能と習性を明らかにしていきます。

色んな昆虫がでてくるんですが、その中でもおそらくもっともフィーチャーされていたのがこのフンコロガシ。

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後ろ足で身体よりも大きいフン玉をなんと後ろ足で一生懸命転がし、綺麗な球状のフン玉を作る虫の存在も不思議だったし、そんな子供みたいな興味を科学的手法でもって徹底的に突き詰めてそれまでの仮説を覆しまくるファーブルおじさんもすごく魅力的だったのをよく覚えています。

懐かしくなってアフリカから帰国後、ファーブル関係の本を読み返しているところです。

(なんとKindleだと無料)

(おまけ)

Wikipediaによると「日本、韓国、中国、ロシアなどではファーブルの『昆虫記』を題材にした子供用の本が発行されていて、読まれ、彼の名は一般大衆に広く知られている。しかし、フランス、ドイツ、英米などではそういった本はなく、彼の名はそれほどよく知られていない。」ということだそうです。どうりでドイツ人の旦那さんおよびその家族にファーブルのことを説明しても反応が薄かった訳だ。

外向的vs内向的

私のことを直接知る人はおそらく信じてくれないと思いますが(笑)、私は昔から結構「自分はもしや根は内向的な人間なんじゃないか」と思ってたんですよ。

自分の興味あることに関してはよく喋るし、行動的だし、そんなに物怖じせずに初めて会った人にも話しかけることができるので、社交的な人間だと思われてるんだろうなと思うし、自分でも社交的な面があることは認識してるのですが、それ以外のことに関しては実はものすごく引きこもりな傾向もありまして。

大勢の人の前で喋るのは今でもめちゃくちゃ苦手だし、一人で過ごす時間はどれだけあっても全く苦痛じゃないけど、パーティーみたいな賑やかな場所で大勢の人に囲まれてると今すぐ家に帰ってソファーで本を読んでいたくなるし、一日中他人に囲まれてる仕事場ではお昼休みは基本一人で静かにお昼を食べたいし、一人の時間が欲しくて職場や学校のトイレにしょっちゅう籠ってたし、集団行動も苦手で修学旅行では四六時中他人といることに疲れてその後1週間くらいろくに食事できなかったりとか。

パーティースクールと名高いビジネススクールのINSEADでの1年間は、そういう意味では私には地獄のようなところでした(苦笑)

たぶん生徒の80%くらいはハイパーアウトゴーイングで、とにかくよく喋るし体力有り余ってるような人たち。毎日のようになにかしらパーティーやイベントがあって、一学年に500人(2学年合わせると1000人!)いる生徒も複数のキャンパスを行ったり来たりしてるので、イベントに行くたびに常に「初めまして」な人に囲まれる環境。課題のほとんどがグループワークなので、複雑な課題に対して熟考してる暇もなくどんどん進んでいく議論に圧倒されるし、即興でもまるで準備してきたみたいに朗々と論理的にしゃべれる人たちばかり。

そんな環境で、自分に対して「どうして彼らみたいににふるまえないのか」といつも苛立っていました。単にスキルがないだけだろうと、コミュニケーションスキルの講座を片っ端からとったり、色んな場でのプレゼンや発言を自分に課してきたけど、「嫌々やっている」という苦痛感は変わらず、嫌々やってるのでなかなか上達もしない。

苦手なことに気を取られてるので、得意なはずのペーパーテストも散々な結果になったりして、そういう意味ではかなり精神的に打ちのめされた1年間でした。

けど、そうは言っても比較的物静かなタイプの人たちも少しはいるので、結局仲良くなったり、一緒に課題をして成果が出せるのはそういう人たちなんだな、という発見もあって。(INSEADで知り合った今の旦那さんもそっち側のタイプで、授業中発言してるところをほとんど見たことがない。)

こうした経験があったので、スーザン・ケインの「内向型人間の時代(原題:Quiet)」という本を見つけた時、直感的に「この本は私のための本だ」と思ったんですよね(反論は受け付けません(笑))

そして読んでみた結果、私がもともと持っていた「世間では社交的・外向的と思われていても本当は内向的、なんてことはありえるのだろうか」とか「実は内向的、なんていうのは自分を甘やかしているだけで、より積極的にふるまうための努力が足りないだけではないのか」といった漠然とした疑問は、「Hyper Sensitive Person(とっても敏感な人)」という概念で見事に説明されることに驚くばかり。

この概念をものすごくざっくり紹介すると、「約20パーセントの赤ちゃんは、他の子よりも外部からの刺激に敏感に反応する傾向が生まれながらにあり、彼らの多くは成長するに従って内向的な性質を持つようになる。これは、外部からの刺激に敏感に反応する神経を持っているので、物静かに過ごす時間がその他の子供よりも必要になる」という概念。逆に、赤ちゃん時代に外部からの刺激にあまり反応しない子供は成長に従って外向的な性質を持つ傾向があることもわかって来ているとのこと。

もちろん成長するに従って、生まれながらの気質以外の要素で最終的な内向性、外向性は決まるので、生まれが全てではないんだけど、「hyper sensitive」という概念は私にとってものすごく腑に落ちたんですよ。なぜかと言うと、幼い頃から母親に「あなたには「ちょうどいい」という感覚がなかった。ちょっと暑かったり寒かったり痛かったりお腹が空いたりすると、この世の終わりのように不快がる子供だったから、ものすごく育てにくかった」と。実は未だにその傾向はあって旦那さんには迷惑かけまくりなんだけど(笑)、私は単に人よりも我慢強さが足りないだけだと思ってたし、いつもそうやって怒られてきたのでそれが自己肯定感を下げてる要因でもあったんですよ。

けど、こうやって「生まれながらの気質でそうなんだ」と言われると、「そうか、私が単に忍耐が足りないだけではなく、そういう風に生まれたんだから仕方ないな」って初めて自分を許せるという癒しに似た効果がありました。その上で「じゃあそれをどうやって乗り越えたらいいかな」って改めて前向きに捉えられたりとか。

更に、この本で紹介されてる研究結果によると、このhyper sensitivityの傾向を持った人は、ある状況下では、外部からの刺激が強い状況(社交の場だったり、大観衆の前でのスピーチだったり)に耐えられる、もしくは積極的に出ていける特性もあるということがわかってきているらしい。

その状況とは「自分の興味・関心の対象」に関すること。

これも、上述した私の実感とどんぴしゃりで。自分が好きなことなら、いくらでも社交的になれる。けどそれ以外の時は人が変わったみたいに緊張しいだったり1人になりたがったり。これも、私の我慢や努力が足りないだけだとずっと思ってきたけど、「そういう性質なんだ」と定義されると、「それを無理に治そうとするより、興味あることに注力してそこで頑張ればいいんだ」って前向きになれたりとか。

この本は私にとっての人生の指針のような本になると思ったので、日本語訳を電子版で読んだ後で、英語版のペーパーバックも購入しました。いつも手元に置いておく価値があると思ったのと、英語版なら旦那さんも読んで彼自身(彼もおそらく内向型人間)及びパートナーである私への理解も深める大きな助けになると思うので。

このhyper sensitiveな気質を持つ子供やパートナーとどう接したらいいのかに関する具体的な助言や研究結果も豊富に記載してあるので、お子さんやパートナーがそういう性質がありそうな方にもぜひオススメしたい本です。

秋の夜長にぜひ。

おまけ1
上ではINSEADビジネススクールでは嫌な経験ばっかりだったみたいに読めてしまうかもですが、もちろん実際は楽しかったこともめちゃくちゃたくさんあって、要はアップダウンの激しい一年だったってことですね。ちなみに、INSEADでやった性格診断テストでは、私は「外向型(Extravert)と内向型(Intravert)のちょうど中間」でした。

おまけ2
(日本語でもペーパーバック版があるようです)

自分の「トリセツ」

どうも、Kindleとdマガジン中毒のKazwickです。

dマガジン」とは、

NTTドコモがやってる雑誌読み放題サービス。私はタブレットで読んでるけど、最近PCでの閲覧にも対応したらしく、月400円くらいで雑誌が読み放題。ドコモ契約者以外も利用できるので誰でも契約できるし、海外にきて日本の雑誌が読めるのもありがたいけど、日本にいても重たい雑誌を捨てる面倒から解放され、いろんな雑誌がつまみ読みできるので超おすすめ。なにより、これだけ読めて雑誌一冊買うより安いし。

ここ何か月か読んでる本、雑誌のジャンルは

・片付け

・断捨離、捨てる技術

・ミニマリスト

・ファッションコーディネート術

・メンタルタフネス

・食後血糖値を上げない食べ方、糖質オフ

・低血圧の改善方法

・エクササイズ

と、結構バラバラなように見えて、実は全部「楽に生きるにはどうしたらいいか」というテーマで一貫していることに最近気づきました。

例えば、「快適な空間で過ごしたいけど片付けや家事の時間は最小限にしたい」ってことで、片付け系の本を読んでいると、結局片付けの最重要ポイントは「物を減らすこと」と気づいたので、断捨離、捨てる技術、ミニマリスト系の本を読むように。そうすると、持ち物の多くは服であること、そして服ってなかなか捨てられないし、そもそもどういう服を持っておくべきなのかが分かっていないことに気づき、「毎日のコーディネートに困らないためにはどういう服が必要なのか」系の本も読むように。

更に、やる気のある時とない時の落差が結構大きい性格だと思ってたんだけど、だんだん単に自分の感情をうまくコントロールできてないだけかもと思い始め、自分の考え方の癖を知ってどうやって対処していったらいいかを考えるためにメンタルタフネス系の書籍もいろいろ読むように。

あと、実は昔から身体はあまり丈夫じゃないので、「貧血っぽい発作を起こして倒れる」とか「食後(下手すると食べてる最中でも)すごくしんどくなる」というような不調が自分としてはもう当たり前みたいになってたんだけど、旦那さんという「新しい他人」と一緒に過ごす時間が長くなって彼がこういう症状なく過ごしてるのを見て「これは改善できたら生活の質がかなり上がるんじゃないか?」と思ったことがきっかけで、改善方法についていろんな本を読むように。そのうち、倒れる発作は貧血ではなく低血圧(実際医師にもそう診断された)、食中食後のしんどさは食後血糖値の急激な増加とそれに反応したインスリン作用での低血糖が原因ではという仮説を立て、血圧をあげるような食べ物と生活習慣、血糖値に関しても急上昇させない食事と食べ方にシフトしてみてるところ。まだ1週間程度しか経ってないけど、今のところいい感じです。なによりこれまでは「うーん、しんどい気がするけど気のせいかな。怠けてるだけかも。」と見過ごしてきた自分の体の内側の変化に敏感になってきた実感が。

30代も半ばに差し掛かって、遅ればせながらようやく少しずつ自分の生活と心と体を大事にできるようになってきた感じがあります。これまで自分に鞭打ってでも突っ走ってきたおかげで手に入れられたものもたくさんあるけど、これからはこうして自分自身を大事にしつつ、更に色んなことに邁進していきたいなと思う今日この頃なのでした。

子供の名前

ドイツ人と結婚してよかったことの1つに、子供の名前を「オスカル」とか「ユリウス」とか「エリザベート」とか好きな漫画、ミュージカルから取って子供につけても違和感がないことがあります。まあ、本当につけるかどうかは別にして、考えるだけでニヤニヤしてしまいますねぇ。

以前、テレビで観たドイツ人と結婚した日本人女性の子供さん2人の名前が、ユリウスとモーリッツだったことがあって、この人絶対「オルフェウスの窓」ファンだ!と思ったことがあったのですが(ご存知ない方は必読ですよ)、どちらもドイツではまあまあよくある名前なので特に抵抗なくつけれることができるという国際結婚特権。

いやぁー、夢が広がるなぁ(笑)

ちなみに「オルフェウスの窓」はベルばらで有名な池田理代子先生の大作で、ベルばらがフランス革命ならこちらはロシア革命がテーマ。実家になぜか全巻あって、子供のころから一体何回読み返したかわからない。個人的にはベルばら以上にお勧めの作品です。実は前半はドイツのレーゲンスブルク(ミュンヘンから近い)が舞台なので、ミュンヘンに住んでいる間に一度は観光に行きたい都市です。ああ、まさか子供のころから何度も読んだオルフェウスの窓の舞台に行ける日が来るなんて人生ってスゴイ!!と一人で感激しているんですが、この感激が旦那さんには決して伝わらないのが哀しいところ。

てことで、お勧めです。今ならAmazon Kindleでプライム会員なら全巻無料で読めます。

爪コンプレックス

私は子供のころから結構自分の爪がコンプレックスでした。というのも爪が丸くて不恰好だから。うちの母はすごく綺麗な爪をしているので、なんで似なかったんだろうと。大人になってから一時期ジェルネイルをしていた時期もありましたが、根が美容に対して面倒くさがりなので徐々になにもやらなくなってしまい、もう何年も自爪のみ。

そんな折、たまたまオンラインで読んでた美容雑誌(普段は美容系の雑誌はほとんど読まない)で「育爪」という本が紹介されていて、「飾らなくても綺麗な指先になれる!」というずぼらな私にぴったりな煽り文句に引かれ、Kindleで購入。(ただしタブレットかKindle fireなどのカラーで見れる環境がお勧め)

ものすごく要約すると、爪をヤスリで削って形を整え、爪に負荷をかけないようにし、オイルでこまめに油分を補給するというようなことなのですが、元生物学専攻者としては、爪の伸びるメカニズムやその他トラブルが起こる理由を科学的に説明してくれて信頼度アップ(科学的に説明できないところも、「裏づけは無いが、経験則でこう」としているところが好感)。あとは、紹介されてた40代、50代後半の方のビフォア・アフターが衝撃的で、その程度の手間でこんなに変わるんだったら是非やってみたい!と速攻で育爪教に入信(笑)

爪が生え変わるには6ヶ月かかるらしいので、まずは6ヶ月を目指してがんばります。(自分のビフォア・アフターを確認するために現状の写真も撮りました!)

人生の優先順位

ひょんなことから昔の知り合いと久々にLINEをやりとり。彼とは3-4年前に知りあって以来ここ2年くらい連絡とってなかったんですが、久々に話してみるとまだ結婚もしてないし彼女もおらんまま37歳になっておりました。

「なにやってんの、彼女くらいすぐできそうやのに」、と聞いたら帰ってきた返事は「ゴルフばっかりやってて全然出会う暇ない」とな。

なんか、3-4年前と言うてること変わってませんけど。結婚したいんやなかったんかーい。

最近の研究で精子も老化することがわかってきて、男性も年齢が上がってから子供を作ることは子供に障害が発生するリスク因子になるんですけど。。。

てことで、昔どこかの本で読んで自分の人生の指針にしている教えを教えて差し上げました。

「人生の優先順位は期限が迫っていることから!」

期限が迫ってるってことは、先延ばしにする時間がないってこと。つまり、先延ばしにしちゃうとあとから「あの時ああしておけば…」という後悔が残る。私の経験上、こういう後悔はけっこう一生ついて回る。

私は「幸せな人生」を送ることを人生の目標にしていて(おそらく多くのひともそうだと思うんですが)、幸せな人生を送るための必要条件の一つは「後悔してることが少ない」だと思っているんですよ。なので、どんなに他のことに忙しくても心を奪われていても、期限が迫っているほうを人生の優先順位の高い位置につけてそのための行動をしないといけない。

子供が小さいうちに一緒の時間が過ごせるのは数年間だけ、親孝行できるのも親が元気なうちだけ、子供産むのも時間制限がある。大好きなタカラジェンヌの○○さんの宝塚での舞台がみれるのも今だけ(コラ(笑))。

私にとって人生の優先順位をいつも考えさせてくれる本の一つはこれ。

時間をおいて何度も読み返し、その都度自分にとって大切なことを思い出させてくれる本。派手さはないけど、優しく、厳しく、語りかけてくれる感じの文体も心地いい。

女子とはなんぞや

私は女子について考えることが好きである。女子とはなんぞや、女子の「幸せ」には何が必要なのか、なにが女子を不幸にするのか、それはなぜなのか、どうやれば不幸な女子を幸福にできるのか、などなど興味は尽きない。もはや自分を含めた女子の生態を観察し、考察するのが一つの趣味、いや生きがいみたいなもんである。

なので、女子についての本や漫画は結構乱読していて、最近読んだ後いろいろグサグサ来た本が以下。

ちなみに、ここでいう「女子」とは、ざっくり20代以降の女性をさすことにします。「いつまで女子の気分でいるんだ」という反応をする方もいるのは理解していても、やはり「女子」という言葉がもつ独特のニュアンスは他の単語を以て替えがたいので、あえて「女子」と呼ばせていただきます。

さて、自分を含めた大方の女子にとっての一大関心事は「恋愛」と「結婚」でしょう。特に「結婚」はもう「一回してみないと解けない呪い」みたいなもんじゃないでしょうか(この言い回しどこかで読んですごい共感したんで転用)。

個人的なことを書くと、つい先日結婚するまで、私にとっての結婚は「いつまでたっても終らせられない夏休みの宿題」みたいな存在でした。結婚願望はすごくあって子供も何人かほしい。でも人生それだけで終わるのも嫌だ。じゃあ、婚活に労力割くくらいならさっさと結婚して、子供も産んで、後の人生やりたいことに費やしたい、と。つまり、「夏休みの宿題はさっさと終わらせて後は好きなことに時間と情熱を使いたい!」という作戦(?)だったのが、なかなか結婚できないまま30歳をゆうに超え、婚活のためのデートに多大な時間と労力とお金を費やし、婚活が「全然終わらない夏休みの宿題」状態に。

そんなこんなで「結婚」に追われてた頃が本当につらかっただけに(いや、人として、というか女子として?色々学んだ時期でもあったけど)、ここに挙げた本たちに描かれているその「結婚の呪い」に振り回される女子たちに共感するやら、心が締め付けられるやら、私はどのキャラに近いタイプかしらと分析するやらで、とっても心を乱されたわけです。

(正直に言うと、Kindleでサンプル読んであまりに面白かったので即買いしたあげく、東京タラレバ娘については全巻その日に大人買いしてしまった有様…)

というわけで、恋愛や結婚に悩んでる方、悩んでないけど興味ある方、そもそも女子が生き辛い世の中だぜと感じてる方、おすすめです(笑)

ところで、海外にいても日本の本や漫画を一瞬で買えるKindle、秀逸です。これがなかったらもっとホームシックになってたかも。海外生活にぜひおひとつ。(私のようにうっかり書籍買いすぎる危険性もありますが。)